囲碁AI『Baduk AI』の追加機能②

皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。

前回は囲碁AIBaduk AI』に追加された新機能をご紹介しました。

今回は残りの新機能と使い方…それと開発者さんについてお伝えします

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4.写真や画像から盤面を再現する
これは他に類を見ない機能です❗
例えば、スマホで碁盤を撮るとその盤面がアプリに表示されます。
具体的な使い方は上記『負荷sgf』を押します。

Screenshot_20220124-014327.png
すると上の画面になるので、「画像からボードや石を検出する」の下にある
『写真を撮る』を選択します。
ではパソコンの画面に写した碁盤を撮ってみましょう。

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そうすると、読み込みに少し時間がかかりますが……

Screenshot_20220120-181335.png
ちゃんとアプリ上で再現されました❗
当然、この状態から検討もできます。

Screenshot_20220120-182532.png
めっちゃ便利ですね
使い方としては、検討中に分らない局面があったとして
その時にスマホでパッと写真を撮れば
直ぐにその場面からAIに教えてもらえます
あるいは対局中に気になるところで写真だけ撮って
後でその写真を読み込めば、じっくりと検討できます。

実際の碁盤でも試しましたが、普通にアプリ上で認識しました。
しかし手数が多くなったり、撮る角度が悪いと上手く認識しない時もあります。
それと、抜き跡からアゲハマは計算されないのでご注意ください💦


それでは記事の最後に開発者さんとの
エピソードについて語らせてください。
実はどうしても着手の時に石音が欲しかったので
開発者の「Andreas Kirmse」さんにメールをしました。
私は英語が苦手で翻訳サイトを使ったため、もしかすると変な文章だったかも(笑)
それから程なくして、石音の追加に対応したとの返信が来ました📩

私は検討より対局で使うことが多いので石音が鳴るのはとても助かりました。
追加機能に対応してもらったのと日頃の感謝の気持ちを込めて
寄付をしたいのですが、どうしたら良いですか?」とメールをしたら

現在、アプリのために寄付をする方法はありません。
しかし、それは問題ではありません。
アプリを気に入ってくれて、アップデートに満足してくれたら
もうそれだけで最高のご褒美です。
との返信が来ました❗
めっちゃ良い人で感動しました

AIというと機械的で人間味がないかも知れません。
しかし、その裏側では人間味あふれる
めっちゃ良い人が作っています🎵
次回は2022年1月31日(月)に更新予定です。
内容はプロ棋士の勉強法として研究会の様子をお伝えします。

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のリンクから見れます

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この記事へのコメント

Kimura@sansan
2022年01月28日 15:09
写真を撮って解析する機能は、Androidスマホでは「星陣囲碁」や「阿Q围棋」等にも付いてる機能のようです。
まなぶ三段
2022年01月28日 15:39
Kimura@sansanさん、情報ありがとうございます。

阿Q围棋は以前使っていました!
先程、試そうとしましたがPlay ストアでは検索に出てきません。
野良アプリとしてダウンロードするしかなさそうです。

星陣囲碁は使っている棋士がいるのでまた聞いておきます。

プロフィール

名前
星川愛生
誕生日:
6月19日
性別:
職業:
囲碁棋士
一言:
古典詰碁と囲碁AIに力を入れてます。

自作パソコンが趣味で機械系には割と強いかも?

最近はVTuberにハマっています(笑)

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