第19回 四天王寺 春の大古本祭り
皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
4月29日から5月5日まで大阪の四天王寺で
「春の大古本祭り」が開催されていました。
もちろん、ジャンルを問わず様々な古本が所狭しとありました
本以外にもCDやレコード、中には旧キットのガンプラも売っていました❗
目的は碁の本で、特に古典の本があればと探していたら鈴木為次郎七段の
「新式囲碁死活研究」という本が面白そうなので購入しました。
どうやら、大正時代に出版した本の昭和改訂版のようです。
その中から1問出題します。
黒先白死の問題で隅の白の眼を取る問題です。
良くある形ですが、白△の石がなんとも不気味です💦
まずは黒1のオキが肝要。そして、黒3のハサミツケが手筋です。
白10の後…
黒11で部分的に白死ですが、白12で今度は黒がしのぐ展開に
白16に黒17のマガリが好手で、黒23まで黒が見事にしのいでいます。
いかがでしたか?
外側に影響する詰碁は最近のものには無くて、逆に新鮮ですね❗
目的の本を探しながらの散策はかなり楽しかったです🎵
秋にも大古本祭りがあるみたいなのでまた参加したいと思います。
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