AIの最新両ガカリ定石②
皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
前回はAIの実戦から最新の両ガカリ定石をご紹介しました。
今回は両ガカリの他の変化をお伝えします。
前回と同じく、katagoの実戦からです。
今回は白5のオシに黒6のハネの変化をご紹介します。
白は7とノビてから9、11と押してから13と開きました。
模様を広げつつ、下辺も打つという欲張った戦法です
黒14のツメには更に白15と押してから、17と手入れしました。
欲張り戦法が継続中ですね💦黒は18と転戦しました。
互角だとは思いますが、白の方がうまく立ち回った感がありますね。
katagoの別の対局です。
白△のハネにはやはり、黒1とノビた後に3~7を先手で決めます。
今度は左下隅に黒があるので9と大々ゲイマに構えました。
白10の攻めには黒11と守るのが肝要です。
こうなると白は壁とは言い難く、薄く見えます。
黒の緩急自在な打ち方に軍配が上がるようです。
ちなみに前図の黒3で、1と出切るのは黒が無理です。
白4のキリが入り、白6とシチョウで取られては黒が失敗です。
さて、AIの最新両ガカリ定石はいかがでしたか?
katagoは日々、自己対戦を行っており
今回の変化も、もしかしたら古くなってしまうかも知れません。
そんなAIの日進月歩に今後も注目ですね❗
次回は2022年5月30日(月)に更新します。
玄覧という棋書から孔明にまつわる詰碁を出題します。
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