第22回 四天王寺 秋の大古本祭り
皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
大阪の四天王寺で開催している「秋の大古本祭り」に行って来ました❗
開催期間は10月7日から10月12日までです。
あいにくの曇り空でしたが、土曜のせいかたくさんの人が訪れていました。
お寺の境内って、なぜか落ち着きます。
こういうところで碁を打てたら楽しそうかも

囲碁の本はちょこちょこありましたが
購入するまでには至りませんでした💧
気になったのは、呉清源九段の本で
星の定石書(5巻のみ)です。和綴じなのが特徴的。
それと、金園社から出ている詰碁シリーズ。
高川、藤沢、大平、加納の各九段の詰碁本です。
しかし内容が良くある基本死活で、創作詰碁も目新しさはありませんでした。
後半の実戦詰碁は興味を惹かれましたが、一冊1500円と中々の値段💦
今回はレコードがたくさん売っていて、それが目当ての方もちらほら
他にはファミコンやゲームボーイのカセットも売っていて、見ていて楽しかったです🎵
せっかくなので前回、購入した「新式囲碁死活研究」から出題します。
黒番です。白の眼を取る妙手順を発見してください。
原本には「一、三妙」とあります。
黒1はいわゆる「2の一」で隅の急所。
白2に、黒3と内側から打つのは気づきにくい手です。
黒5が先手になり、黒7まで白死になりました。
黒1は俗筋の悪手。
白4の後、AとBが見合いになっています。
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