GeForce RTX 4080 レビュー②
皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
前回はパソコンパーツの「GeForce RTX 4080」の記事でした。
まずは実際に使うであろう棋譜分析の速さの違いを検証します。
344手ある棋譜をKaTrainで条件を変えて分析しました。
エンジン設定はこのようにしました。
40B、2500手 | 40B、25000手 | 60B、2500手 | 60B、25000手 | |
RTX4080 | 2分17秒 | 20分25秒 | 11分10秒 | 1時間28分 |
RTX3080 | 6分37秒 | 1時間8分 | 15分18秒 | 2時間9分 |
1回のみの計測なので確実性には欠けますが、このような結果に。
続いてkatagoのベンチマークテスト
ベンチマークのやり方はEbaさんのサイト「囲碁やら何やら」の中にある
LizzieYzyの使い方補足のページ下方に詳しく載っています。
RTX4080での結果。60Bでtimeは5、v3000で設定しています。
こちらはRTX3080の結果。
RTX4080のベストnumSearchThreadsが24に対して
RTX3080はベストnumSearchThreadsが16なので1.5倍ですね。
やはり一世代くらいの差だと、良い所1.5倍くらいになるようです。
RTX3000シリーズの方は慌てて乗り換える必要はないかも知れませんね💧
RTX4000シリーズは4070の発売もアナウンスされていますし、
いずれは安価な4060も出るかと思います。
RTX2000以前のパソコンを使っている方は新しく買い替えるのもありかも?
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