GeForce RTX 4080 レビュー②

皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
前回はパソコンパーツの「GeForce RTX 4080」の記事でした。

まずは実際に使うであろう棋譜分析の速さの違いを検証します。
344手ある棋譜をKaTrainで条件を変えて分析しました。

スクリーンショット 2023-02-10 130852.png
エンジン設定はこのようにしました。

 40B、2500手   40B、25000手   60B、2500手60B、25000手
RTX40802分17秒20分25秒11分10秒1時間28分
RTX30806分37秒1時間8分15分18秒2時間9分
1回のみの計測なので確実性には欠けますが、このような結果に。
続いてkatagoのベンチマークテスト
ベンチマークのやり方はEbaさんのサイト「囲碁やら何やら」の中にある
LizzieYzyの使い方補足のページ下方に詳しく載っています。

rtx4080_60b_2.png
RTX4080での結果。60Btimeは5、v3000で設定しています。

rtx3080_60b_2.png
こちらはRTX3080の結果。
RTX4080のベストnumSearchThreads24に対して
RTX3080はベストnumSearchThreads16なので1.5倍ですね。

やはり一世代くらいの差だと、良い所1.5倍くらいになるようです。
RTX3000シリーズの方は慌てて乗り換える必要はないかも知れませんね💧

RTX4000シリーズは4070の発売もアナウンスされていますし、
いずれは安価な4060も出るかと思います。
RTX2000以前のパソコンを使っている方は新しく買い替えるのもありかも?

次回は2023年2月20日(月)に更新予定です。
AIの実戦からコウを利用した一手をご紹介します。

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プロフィール

名前
星川愛生
誕生日:
6月19日
性別:
職業:
囲碁棋士
一言:
古典詰碁と囲碁AIに力を入れてます。

自作パソコンが趣味で機械系には割と強いかも?

最近はVTuberにハマっています(笑)

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