『石田芳夫 詰碁パラダイス』レビュー
皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
今回はゲームボーイ用の詰碁ソフトをご紹介します。
『石田芳夫 詰碁パラダイス』は
1990年にポニーキャニオンから発売された詰碁のゲームです。
調べたらゲームボーイで囲碁ソフトは少なく、しかも詰碁のみでした
※後継のゲームボーイアドバンスでは対局可能な「ヒカルの碁」のソフトがある。
小学生の頃、このソフトをプレイしていたので思い出のソフトでもあります。
軽快な音楽とともに上記画像のオープニングが始まります。
ゲームボーイなので画面はモノクロかつ小さいですね💦
詰碁の画面はこのようになっていて、
黒石を置くと自動的に白石で相手してくれます。
考慮時間が表示されるのも面白い
正解すると下に解説文と右に目安の級が表示されます。
この辺りも面白い機能ですね❗
問題数は全100題で難易度は5級から五段まであります。
各項目を星で評価すると、
詰碁:☆☆☆☆
石田芳夫九段が監修しただけあって、詰碁は基本問題や
実戦に役立つものがあって良い。
操作性:☆☆☆
カーソル移動は十字キーだが、盤自体が小さいため
不便さは感じられない。
入手難易度:☆☆☆
中古ながら、ゲームショップやネットオークションで入手は可能。
所感:
経過時間や解説文、目安級の表示など随所に工夫が見られる。
考慮中に落ち着いた音楽が流れるのも良い。
詰碁ソフトとしては、ある意味完成されている。
問題数が100問なのは、少ない気もした。
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