囲碁AI、次の一手『踏み込んだスソガカリ』
皆さん、こんにちは。 関西棋院棋士の星川愛生です。
今回は囲碁AIの実戦を元にスソガカリを勉強します。
今回もkatagoの実戦から。
黒△と上辺に受けたところです。
下辺のどこに打つかが焦点です。
白1がスソガカリの一つです。
黒2には白3が相場です。
白5までは部分的には定石ですが、
白△の剣先に近いので白はイマイチです💧
この白1もスソガカリです。黒2には3が一般的な応手。
白5は様子見の手です。白7まで定石ですが、やはり白△の剣先に近い…。
実戦は白1とかなり踏み込んだスソガカリでした❗
ここまで深く入るのは珍しい
実戦は黒2と受けました。白5のハサミツケが中々の粘り筋。
白11まで隅に潜り込みました。白△の剣先から遠いのが好感触です🎵
黒2のケイマには白3の大ゲイマが好手。
白7で隅の白は中々取られません。
この記事へのコメント